殿方・姫君ご機嫌麗しゅう!
またまた御唄屋邑咲です。
二日に分けてレコ発振り返りブログを書きましたが、レコ発に向けた個人的な日々をおまけ記事としてしたためていこうかと…!
タイトルの通りなのですが、レコ発に向けて人生で初めて「自分で音楽スタジオの予約を取る」というはつたいけんをしてきました。
三十路世代わかるー!の例えで言うなら、「好きな人の家に電話をかけて本人以外が電話に出たら代わってもらうまでがミッション」という気持ちで予約の電話を。
個人練というコース?があるとの下調べに基づき、本番の前週の土日で合計5時間、本番の週の月曜にゲネリハを終え、木曜に3時間。
これまでも音楽スタジオは数回入ったことがありますが、その時のバンドのメンバーが予約してくれた時間の通りに行き、練習を終えて帰る、という右へ倣えの姿勢だったのではじめはドキドキでした。
でもね、一個だけ声を大にして言いたい。
休 憩 、 大 事 。
当たり前だと思うじゃん?わたしも思った。だけど、少し前の行を読み返してほしい。右へ倣えの姿勢で今までスタジオに入っていた。
どことなーく誰ともなーくの「休憩するかー」の声にもそのまま従うことで、スタジオの防音空間から外へ出て、からだの換気を自然とさせてもらってたんだ、と気づく。
ミスをなくそう、とか、動きをこうしよう、などなど、今までの練習では限界を感じていた部分もあったので良い機会でした。
例えば足元。本番と同じものでどう動けるかは場所が限られてくる、とか。
あとは、個人練に入ることで、オリジナルやカヴァーで歌う楽曲と向き合う時間が増えた。
うーん、増えただけじゃないな、濃密度も高くなった。
これはドロドリオリジナルじゃないけど、橋本ねこ氏の「アポトーシス」通称・アポさん。
アポさんはねこ氏楽曲の中でも人気の高い曲(当社比)。
だから原曲はよく聴いていたし、動画も綺麗なのでそこにも注目していました。
いざ歌う、となって歌詞を自分に浸透させたらもう時は既に遅し。
アポさん、昏い。暗いんじゃない、昏い。このままじゃアポさんに呑まれる!なんならわたしがアポトーシス(細胞が自死すること)してしまう!
ねこ氏楽曲はもちろんのこと、オリジナルに関しても具体的なストーリーを全て明かすことなく、わたしの解釈も歌のニュアンスに含ませる手法を取っているので、アポさんの個人的解釈を自分に落とし込んだら自死一歩手前でした(∀`*ゞ)テヘッ
Eustomaというドロドリバラードを落とし込んだ際も、一度頭の中で死にかけて悟り開いてるけど、その時以上に引っ張られた楽曲だったなぁ。
スタジオはこんな感じで目の前に大きな鏡があるので、姿勢や表情のチェックもしやすい!
これからも個人練は積極的にしていこうかな、と。
直近にライヴがあってもなくても、自分のコンディションを見るのにはとても良い場所。
適度な休憩も、忘れずに。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
御唄屋邑咲