— 橋本ねこは誕生日でした🏠└( ˘ω˘)┐♪ (@hashimoto_neko) 2020年5月10日
殿方・姫君ご機嫌麗しゅう!
タイトル回収終わったところで早速行きましょうか!
「Eustoma」は名曲である
異論は認めない。まぁ聴いてみてよ。
…どう?名曲じゃない?自身のユニットのオリジナル楽曲に甲乙つけるみたいな…けしからん!と言われようと、これは名曲なんですよ。もうこれ以降、このブログでは「Eustoma」と表記せずに「名曲」って書こうかしらってくらい。
「Eusstoma」は花の名である
早速正式名称で書いてますね。名曲には敬意を(以下略)
歌詞にも出てきますが、「ユーストマ」と読みます。どんな花なのかはWikipedia先生に聞いてみよう。
もしかしたら「トルコキキョウ」と言われた方がピンと来る紳士淑女の皆様もおられるかも。
これはあたしもあとで調べて知ったことなんだけど、日本にきた当初は紫色の一重咲き一択だったらしくて。現在のものはほとんど日本で品種改良されて、今のような色をみせてくれているようで、更にはものすごくデリケートなお花のため、痛みやすかったけれどこれもやはり品種改良のおかげで長く楽しめるようになったんだとか。(日本の技術ってすごいんだな)
自分の名前が「邑咲(ムラサキ)」ゆえにこの花を改めて調べると親近感も湧いているけれど、それはあくまでもステージネームが色の名前で、たまたま楽曲に使われた花が紫色を咲かせるものだった、というくらい。
それにあまりイメージを固めたくないので、わたしが歌う際に何色のユーストマを思い浮かべているかは秘密にしておきます。もしかして毎回違うかもしれないし、いつも同じ色を見て歌ったり聴いたりしているかもしれない。皆様の中に咲くユーストマもそれぞれだと思いますし。
「もっと凭れてほしい」という要求
続いてレコーディングの話へ。
見出しに書いたことは実際にレコーディング時にねこ氏からオーダーされたこと。
珍しいなーと。「平行線」「あるものねだり」では漠然としたイメージは伝えられたものの、基本的にはわたしの歌い方でOKテイクが多かった。例えば「あるものねだり」の1番Aメロと2番Aメロ頭4小節の歌い方の違いはデモ版にはないものだったけれどレコーディング時にあの歌い方にして採用されている。
ただ「Eustoma」は、2番Bメロの「斜陽に凭(もた)れる」という表現に差しかかると、ねこ氏が「もっと斜陽に凭れてほしい( 'ω')」と。はて。斜陽に凭れるとは…?
斜陽…夕日が傾いてるあの感じに…もた‥凭れる‥頭の中でイメージを映像化してその場面にいる気持ちで歌ってみたらOKが出ました。因みに今でも「あー!斜陽に凭れてんなー!」的な感じではなく、「凭れてみた」的な情緒で歌っています。
よかったらみんなも凭れてみなよ、斜陽に。
「Eustoma」は総じていい子
いい子ってなんだよって話なんですが。わたしは楽曲を「この子」とか「あいつ」みたいに擬人化して愛する癖がありまして。話はズレますがねこ氏のオリジナル楽曲に「アポトーシス」ってのがあるんですが、それをレコ発ワンマンの時にカバーしまして。その時からずっと「あぽちゃん」って呼んでます。因みに「あぽちゃん」はとてもやんちゃな子です。個人的には取り扱い注意。
…「Eustoma」に戻すね。この子はレコーディングも安産だったし、前述の凭れる件もすんなりOKだった。ライブではバラードゆえの難しさと、バラードゆえの情緒が戦ったりもしますが、前者は技術、後者はコンディションなので技術を磨いてコンディションを整え、世界観に飛び込めばあとは曲が行きたい場所に連れてってくれる。
何より、アウトロ長めなのがまた良い。ヲタ表現で言うところの「@余韻」に浸れる。
歌うもよし、聴くもよしの「いい子」なんです。
「あれ?動いてる?」
ここでもう一回YouTube版を貼るね。
なんかさ、ドロドリさんを代表するこの背景の朝陽、だんだん動いてるように見えません?
そんな編集をしたのか、とねこ氏に確認はしていません。ただなんとなくぼんやりとあの朝陽を見ながらこの曲を聴いていると、ゆっくりゆっくりその中心が動いているような感覚になる。共感してくれる人いるかなぁ…と思ってここに書いています。
次回は「綺麗事」
2日後、火曜になる瞬間には「綺麗事」が公開されます。
CD持ってる組も、そうでない組もまっさらな心で待っててください。ねこ氏の「綺麗事」とはなんなのか、それを御唄屋はどう歌ったのか、そしてYouTube用のリマスタ版はどんな風に仕上がっているのか。
どうか、お楽しみに。
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御唄屋邑咲